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いつでもどこでもできる自己観察!

皆さんこんにちは!

自己観察の第一歩である「思考の観察」、トライしていますか!?

いつでもどこでも誰にでもタダでできる思考の観察がものすごく簡単だということがご理解いただけたでしょうか?

何しろ自分が今、何を考えたのか、何を考えているのかに気がつけばいいわけですから!

最初の内はほんの数秒しか注意力が持続しないかもしれません。というか、最初から長時間、自分の状態に気づいていられる人はまずいないと思います。

でも観察のコツがわかってきたら、こんどは観察できる時間を少しずつ伸ばしていきます。静かな自分の部屋での観察なら比較的簡単に時間を伸ばしていくことができるかもしれません。そして、日常生活の中のあらゆる場面の中でトライしてみるのもいいと思います。満員電車の中、昼休み、仕事中のオフィスの中、勉強中、トイレの中にいるときなどなど…。

どうですか?思考を観察できている状態を持続するというのは非常に難しいことがわかるでしょう!観察時間は、持続できたとしても1分とか2分くらいで、気がつけば何らかの思考に支配されてしまっている、あるいはその思考にのめり込んで没入してしまっている…というのはザラにあることですので、3,4回やってみて上手く行かなかったとしても簡単に投げ出さないようにしましょうね!

【自己観察実践編その2】行為の自己観察もシンクロさせよう!

特に日常生活においては、手足を動かしたり、歩いたり、走ったり、食べたり、寝たり、話したり、聞いたり…といった様々な動作も、その時々に流れる思考と同時進行して起こっているので、より観察のレベルが上がるはずです。

ここで自己観察の第二段階ともいうべき「行動の観察」が登場します。歩いている時、座っている時、話している時、食べている時、怒られている時、スポーツ中継を見て感動している時…何をしている時でも構わないのですが、自分が今していることを同時進行で観察していきます。もちろんその時には思考の観察も忘れず行います。思考の観察の時と同じで、最初は行為をいちいち中断して「今、コレコレをやっている」という感じになってしまい、観察と行為がなかなかシンクロしないこともあるかもしれませんが、それでもかまわないのでどんどん続けていきます。やがて行為をいちいち中断せずに観察と同時進行させることができるようになればしめたものです。

歩いている時や食べている時などは比較的、行為の自己観察をマスターしやすいと言えるかもしれません。これに対して携帯電話がかかってきたときや、自分以外の人と面と向かって会話している時、上司に怒られている時などは一気に難易度が上がると思います。日常生活の全ての面において行為の自己観察ができるようになればかなり上出来で、そうなる頃には、自分や自分の状況がかなり好転しているかもしれません。なにしろ思考と行為の両方で、激情に駆り立てられて突発的に行為して大失敗することがなくなるので…

自分と向き合った分だけ自分を高めることができると信じて!

しかし何度も繰り返しますが、「言うは易し行うは難し」なんですよこの自己観察シリーズは…(^_^;)

私もまだまだ訓練途中ですが、「亀の歩み」のごとく、なかなか進捗しませんね。でも、自分に向き合った分だけほんの少しづつでも向上していることを信じて続けていきたいと思います!

今日はこの辺で! Ciao!