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自己観察でストレスや感情をコントロールしよう!~汝自身を知れ~

皆さんこんにちは。

ところで皆さんは「自己観察」っていう言葉を知っていますか?

かの有名なソクラテスは「汝自信を知れ」と言っていますが、自分をしっかりと見つめることは、ストレスやイライラで疲弊している貴方に素晴らしい効果をもたらしてくれるかも知れません!

…今、目をつぶって頭の中にどんな考えがあるのか見てみるとします。「お昼何食べようかな~」「しかしヒマだな~」「今日は何しようかな~」「あいつ、またあんなことやってやがる!」「あの子、かわいいなぁ~」などなど、いろんな考えが流れてくるのがわかると思います。あるいは何も考えてない状態もあるかもしれません。

自己観察の基本は、そうした頭の中を流れる思考に気がついていることだと言えます。つまり、まずは自分の頭の中に流れる思考に気づくことです。

なぜ自己観察なの?

ストレス社会といわれている現代社会の中でストレスを抱えていない人はいないと思います。皆さんご存知の通り、ストレスが溜めすぎると、心や身体にもよくない影響がいろんな形で出たりもしますよね!ですので、現代社会をできるだけ平和に生きるためには、ストレスや感情のコントロールがどうしても必要になってくるのです。

ストレスや感情は「心」の問題なので、心にどんな感情やストレスがあるのかまず自分で「見る」「発見する」ことが必要になってきます。「見る」「発見する」ということができるようにならないと、ストレスから発生する激情に瞬時に支配されてしまい、四六時中、イライラしっぱなし、怒りっぱなしの、まるで「瞬間湯沸かし器」みたいな毎日を送ることになります(^_^;)。

逆に自分の中に沸き起こった「イライラ」を発見して、客観的に観察していくと、イライラはスーッと消えていき、「一つクリアした」ことになります。この「クリア」を重ねていくことが「自己観察」の核心的な部分ということができると思います!

「思考の観察」が上手くできるようになってくると、ストレスや感情のコントロールが上手くできるようになり、「つい感情的になって失敗した!」ということが少なくなってきます。例えば強い激情に流されている時にもその状況に自分で気づくことで、自分の取るべき行為の選択肢が広がります。

その場の感情に押し流されては、人生の中でしなくてもいい大失敗やミスを連発してきた私にとっては、この自己観察の実践が、平和で調和のとれた日常生活を送るために大きな役目を果たしてくれることをちょっとだけ実感しています。

自己観察の発祥は!?

自己観察は、ズバリ言って、スピリチュアル系や宗教の分野で説かれることがあり、発祥はそちらの系統のようです。スピ系にアレルギーのない人で興味のある人や、深く実践してみたいという人ならそちらの方も探ってみると楽しいかもしれません。でもそうしたものにいちいち首を突っ込まなくても、いつでもどこでも誰でもタダで実践できる素晴らしいメソッドがこの「自己観察」なんです!

自己観察の中身は、四六時中、自分を観察するだけなので、やることは簡単といえば簡単なんですが、実際にやってみるとこれがなかなか難しいというか、持続しないことがわかると思います。

…でも何度失敗してもいいので、あきらめずに実践していけば必ず結果はついてくると思います!

…今日はこの辺で! CIAO!