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【自己観察のメリット】自分の中でずっと未解決だった「何か」!?

皆さんこんにちは!

自己観察の訓練、続けていますか!

今回は自己観察の難しい点や日常生活でのメリットなどにスポットを当てていきたいと思います。

自己観察の難しい点

自己観察について説明するのはものすごく簡単だし、やるべきこともいたってシンプルで簡単です。でも、やってみればわかると思いますが、注意力の持続がなかなか続かないという問題に必ずぶち当たることと思います。何度もトライしても、すぐに注意がそれてしまう。「気が散る」っていう言葉がこの場合にはぴったりくるかもしれません。いつも後になって、「あっ…しまった!」と気づくことが圧倒的に多いわけで、なかなかリアルタイムで思考しながら、あるいは何か行為をしながらそれに気づいているというのは難しいことなんです。でも、あきらめずに何度も何度も挑戦していくうちに、だんだん観察状態が持続するようになってくると言われていますね!

かくいう私もまだまだ初級レベルですが、たとえば、朝トイレに行く時とかシャワーを浴びている時には確実に思考と行為の観察が同時進行でできるようになってきました。

…具体的にはこんな感じです:

早朝にふと目覚めて、「トイレに行こう!」という思考が流れたのに気がついて、布団をよけて、立ち上がって、2-3歩あるいて、ドアノブに手をかけて回して開けて、4-5歩あるいてトイレのドアに手をかけて扉を開けて…(中略)…また布団に入って寝る。

また、朝のラッシュの通勤列車の中とかは、イラっとくることがかなり多いと思いますが、この満員電車の通勤時間は、思考に気がつくのが割と容易かもしれません。というのも、「イラッ」とか「ムカッ」ってくる気持ちは、油断しているととっさに支配されて文句や乱暴なふるまいに出てしまいがちですが、慣れてくるとはっきりソレと認識しやすいものでもあるので「あっ、これか!?」と気がついてそのまま取り込まれずにリリースすることができるからです。

1日24時間あるわけで、その中では毎日、本当にいろいろなことが起こるので、観察材料には事欠きませんね!諦めずに続けていきましょう!

【自己観察のメリット】

自己観察のメリットといえば、日常生活のうえでは衝動的に行動して失敗することがなくなる、あるいは少なくなる、というのがかなり大きいと思います。人生の中には、ごちゃごちゃ言わずに思い切りやってみることが大切なイベントもいっぱいありますが、反面、目先の出来事に翻弄されて、衝動的に動かないほうが得策な場合も数多くあります。

その時々で噴出する感情に突き動かされて行動を起こしては大失敗して、後から振り返って「なんであの時、そうしちゃったのかな~」なんて後悔することってありませんか?もちろんその反面、「咄嗟の閃き」で動いて大成功することもあるにはあるでしょうが、どちらかというと失敗することの方が多いように思います。

自己観察する癖をつけておけば、その時に浮かび上がってきた思考を、そのまま行為として採用するにせよ、却下するにせよいったん冷静になって考えることができるわけです。

また観察を続けていくことで、自分の中でいつも未解決だった「何か」を発見することができるかもしれません。その「何か」は長い間、貴方に見つけられて解決されることを心待ちにしている貴方自身かもしれません…

今日はこのへんで! Ciao!