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Stefan KellerによるPixabayからの画像

夢が自覚できないのは何故?

皆さん、こんにちは。このブログでは時々、夢の話をしますが、なかなか自覚を保ちながら夢を見るというのは難しいものです。しかし実際には、これができる人は日本にも何人もいるようです。明晰夢や自覚夢について日本人が著している本もいくつも出版されていますね。そういった本には、たいてい夢の中で夢に気づく方法などがいろいろ紹介されていて、大変興味深いものがあります。でも、本に書かれていることを単に実践するだけで簡単に夢の自覚ができるなら誰も苦労はしません。今回は、夢自覚は誰にでもできるという前提で、じゃあ、夢の自覚がなかなかできないのはどうして?…というところを見ていきたいと思います。

基本的に必要なのはやる気と熱意

これを聞いて、「な~んだ、つまらない!」と思われるかもしれませんが、明晰夢や自覚夢を見るための様々な技法について云々する前に、夢の自覚のために根本的に必要とされるのは「やる気」と「熱意」以外にありません。どういうことかというと、具体的には「自分は夢の中で夢を自覚する」「どうしても夢を自覚したい」といった意識・願望を日常からかなり強く持ち続けて、さらにこれを強化していく以外にないのです。たとえば、1日の中で何度も何度も「私は今日、夢を自覚する!」と繰り返し自分に言い聞かせたり、夜寝る前に鏡をじっと睨んで「絶対に夢を自覚する」と繰り返して自己暗示をかけたりして自分の中に夢の自覚を深く染み込ませていきます。ただし、力んでばかりいては眠ることもママならないでしょうから、特に眠る前にはリラックスすることも重要ですが…。

日常生活の中で、たまに思い出したときにだけ意識・願望の強化をおこなう、というだけでは十分とは言えません。多分、そのレベルにある人は(私もでしたが)、たとえ「夢の中で夢を自覚するぞ!」という意識を持っていたとしても、いざ眠りに落ちてしまうと、とたんに夢の世界に没入してしまい、相当長期間トライしているにもかかわらず相変わらず夢の自覚は失敗し続けてしまうという結果に終わっているかもしれません。

現状打開策はある!

この解決方法としては、夢自覚の意識・願望の強化について、日常生活の中での優先順位を、なんとかして上げていくしかなさそうです。つまり、夢自覚の意識・願望の強化を行う頻繁さや濃さの程度の度合いを上げていく必要があるのです。とはいえ、仕事があったり、家族があったり…、ただでさえ忙しい毎日を送っている現代人にとっては、これはなかなか難しい状況ともいえそうですが、諦めてしまったらそこで終わりです。夢を自覚するための、どんなメソッドを実践しているとしても、多分、結局はこの問題につきあたることでしょう。徹底した意識・願望の強化をやり続けていくうちに、何か新しい発見もあるかもしれませんよ。まずはやれる範囲でトライしていくしかないでしょう。

たとえば、熱~い風呂に入ろうと思って、水でいっぱいにしたドラム缶の下から、何時間もかけて小さなライターの火でチロチロ炙りつづけたとしても、ドラム缶の中の水を温かくするのは、ほとんど不可能に思えるかもしれません。でも、もしライターを1万個くらい集めて一気にドラム缶を温めれば、もしかしたら水を温かくすることができるかもしれません。さらに、もっと強い火力を発生させる大きな炉のようなものを用意できれば、確実に水温を上昇させることができるはずです。

こんなたとえではピンとこないかもしれませんが、夢の自覚にもこれと同じようなことが言えると思います。夢の自覚が誰にでもできる可能性があるとすれば、あとはそれを達成するために十分な意識づけと願望強化が必要であるというお話でした~!

それでは皆さん、KEEP ON DREAMING!