【ARC‘TERYXテクニカルフリースの定番!】

皆さんこんにちは。今回はアークテリクスの名品フリース「コバートカーディガン」のレビューです。フリースと言えば、私はこれまでユニクロか、もしくは、モンベル製のフリースを専ら愛用していました。実際、これらはとても使い勝手が良く、文句のつけようがなかったことは事実ですが、アークテリクスにも名品もしくは定番と呼ばれるフリース(テクニカルフリース)があると聞き、例によってコレクター魂に火がついて、ちょっと高かったけど購入に至りました~!

ユニクロだと5000円以下、モンベルなら高くても1万5千円もあればゲットできるフリースジャケットですが、アークテリクスのコバートカーディガンは何と29,700円!でもいざ手にしてみると、なるほど質の高いフリースジャケットだと言えそうです。でも、アークテリクスならではのデザイン性とか機能性を重視しなければユニクロでも十分な気もしています。アークテリクス製品については「最初の値段」のところをクリアさえできれば、入手後の後悔はまずないような気がしています。まあでも今回は「あのアークテリクス製のフリース」というところがポイントなので、そこに価値を見出せる人がゲットすればいいアイテムなのかな~と思う次第です。

【アークお馴染みの「サイズ感」がなんとも迷うところ】

私のフィジカル・サイズは現在、身長177センチ、体重66キロ前後、胸囲92センチくらいなので、アークテリクスのハードシェルやインサレーテッドの部門ではMサイズが推奨サイズとなります。アークテリクスの公式サイトには、ユニクロと同様の、スマホで自撮りしてサイズ検討できるソフトがありますので、めっちゃ、サイズ選びの参考になります。ところがこのソフトで判定すると、アークテリクスのフリース部門は総じて「Lサイズ」推奨となるのがちょっと不思議です。でも、実店舗の店頭で試着してみるとやっぱりMサイズの方が私の身体にフィットするようだったので、最初の一着はMサイズでの購入となりました~。最初の一着目は2024年~2025年のシーズンで、青紫なSoulsonic Heatherという色を選択しました。この色のフリースを着ている人はあまりいないので、今では私の大のお気に入りです。春先や秋の季節の通勤着として、ワイシャツの上に羽織る感じでちょうどよく、とても重宝していますが、フリース素材の特質上、風がスカスカ入ってくるのは避けられないので、風が強い日や、もう少し気温が下がってくる季節になると、さすがにアウター着用はできず、ミッドレイヤー的な位置づけになります。まあ本来的なフリースの使い方としては、寒い季節には中間着的な立ち位置の方が会っているのかもしれませんが、全身黒黒コーデの多い私にとっては珍しい鮮やかな青系のジャケットなら、できればアウターとして着用したいところではあります。でも、ミッドレイヤーって見た目にワンポイントになるじゃないですか!なので全身コーデが黒黒でも中間着にちらちら見える鮮やかな青というのもコントラストが効いている感じがいいので、これはこれでアリだと思います。

【MもいいけどLも!】

とはいえ、最近ではジャストサイズな着こなしが慣れてきた私ですが、もともとオーバーサイズ志向な部分もあるし、前述の公式サイトのサイズ判定ソフトが「Lサイズ」を推奨してくるのが何とも気になり、今年(2025年の秋冬)、改めてコバートカーディガンのLサイズの購入に至ったのでした!昨年購入のSoulsonic Heaherという青紫色がとても気に入っていたので、同じ色のLサイズ購入を検討していたのですが、実は、今年はその色がなくて、その代わりというか、青緑系のLodestar HeatherというカラーのLサイズを購入してみました。Soulsonic Heatherが青っぽい色なのに対しLodestar Heatherはどちらかというと緑っぽいです。実際手に取ってみると、Lodestarの方も、深い色合いがとても気に入りました!

【普段使いならではのポイントがある!】

…次に、コバートカーディガンのポケットについてですが、両サイドのハンドウォーマーポケットと、左上腕部の、リフト券入れ的な大きさのポケットがついています。内ポケットはないです。コバートカーディガンは、「エブリデイシリーズ」(つまり日常使い用)なので、両サイドのハンドポケットは、よくある日常使いのジャケットにあるような馴染みのある位置(つまり下の方)についているのがうれしいですね。やっぱ、日常使いだと、サイドポケットは下の方についていた方がいいと思います。例えば、ハードシェルなどでは、リュックのハーネスとの干渉を考えて、やや上の方にサイドポケットがついていたりしますよね。私的にはハードシェルを着用する場面では、結構ごっつい手袋をしていたいするのであまりサイドポケットに手を突っ込む状況というのはなかったりしますが、日常使いのフリースということであれば、何気にポケットに手を突っ込むシーンは増えてくると思います。そういう時にスッと手を入れやすい位置ということとなると、やっぱりジャケットの下の方だと思います。

【左上腕部のポケットは使える?】

左上腕部のポケットですが、スイカなどの交通系ICカードや銀行のカードをそのまま収納できるサイズになっています。私個人的には、銀行系のカードやクレジットカードをハダカの状態でジャケットのポケットに収納というのは「ない」ような気もしますし、スイカもケースに入れて使用しているので、このポケットは実用的(主に通勤用)には不要ということが言えそうです。…うーむ、スイカ(交通系IC)を肩のポケットに入れて、そのまま出し入れというのも…慣れれば、いいかもしれませんね。まあ、スキー場のリフト券とかのだし入りの処理なら、この位置がベストな気もしてきました(要検証!)。でも、たとえ使用しなくても、アクセント的にはばっちり効果的な気がしています!

【バードロゴはどのパターンもいいね!】

コバート・シリーズののポケットはすべてラミネート処理が施されていて、出入り口の部分が補強されています。ラミネート処理を行うことによって耐久性が向上するのは勿論ですが、見た目のアクセントにもなっていると思います。特に左肩のポケットは、「コバートカーディガン」ならではのアイコニックなアピールとなっているのではないかと思います。肩のポケットにはアークテリクスの刺繍バードロゴが入っています。2024に購入したSoulsonic Heather(青紫)は、ポケット色、ジップ色、それから、バードロゴ刺繍は青紫の同系色の処理となっており、そのさりげない感じのアピールがすごい良かったりもしました。2025年バージョンのLodestar Heatherは、そこから一転して、ポケットは「黒」、ジップは「白」、バードロゴ刺繍は「白」となっており、よりメーカー主張が強い仕上がりとなっていますが、私的には、これはこれで「あり」だと思います。

【Lサイズのサイズ感】

Lサイズは、例えばロンTとかの上に直接、羽織る感じだと「大きい」感じは否めません(そこはMサイズでぴったりなことが実証できていますし…)。でも、Mサイズだと、ロンTやワイシャツの上に、セーターやパーカーを着用してその上に着用は、正直、ちょっと無理がありました。

ところが、Lサイズなら、中に多少着こんでも、まったく問題ないです。私の現在の体形はすでに、上述していますが、私の体形でアークテリクスのアトムSVジャケットのMサイズの上から、コバートカーディガンのLサイズを羽織ってちょうどよい感じです。逆に、コーバートカーディガンMサイズの上に、今季購入のソラノジャケットMサイズもバッチリなことが分かりました!皆さんなら、フリースは一番上のアウターとして着ますか?それとも、あくまでインナー?私はそのどちらも楽しみたいと思ったので今回のMサイズ、Lサイズの両方の購入となりました~!購入のご参考になれば幸いです。