貴方にもできる夢見術！明晰夢・体外離脱への実践的アプローチ
皆さんこんにちは。今回は明晰夢や自覚夢、体外離脱への実践的アプローチへの指針となるであろう指南書や書籍について私の経験も踏まえて2-3紹介していきたいと思います。ただ漠然と明晰夢に挑戦するよりも、その道の達成者の言葉に触れることでいい刺激を受けることができるし実践の上での不安点や疑問点も解消できる可能性大です☆
チベットに伝承される夢見術
夢を自覚するための方法はいろいろなものが知られています。欧米諸国でも夢の研究はさかんで、特にアメリカ合衆国ではロバート・モンロー氏によるヘミシンク（Hemi-Sync）等に代表されるような研究も推し進められているようです。一方、東洋でも、夢の中で覚醒する修行は伝統的に受け継がれてきていて、たとえば偉大なる修行者・ミラレパを始祖の一人とするチベット仏教の一派には夢に関するかなり膨大で深淵なる修行法が秘伝として伝えられているそうです。ミラレパが生きていた時代というのは今から1000年も昔の11世紀の時代なので、そんなはるか昔の時代にすでに完成された夢の研究があったなんてものすごくロマンを感じますね。
ただ宗教的なコンテクストで語られている修行法については、その宗派の導師や高僧から伝授を受けるなどして適切な指導のもとで長く修行を積んでいく必要があるとされており、例えば市販されているような解説本などを呼んで自己流でやっても結果を得ることは極めて難しく、危険を伴う場合さえもあると聞きます。ですのでここではそういう方法もあるみたいですよ的なスタンスにとどまり、それ以上は触れないこととします。…というか、中身については私も全く知りません(^_^;)
ヘミシンク（Hemi-Sync）ってどんな方法？
宗教的なバックボーンがなくてもできる夢のコントロール方法や明晰夢を見る方法については、ご存知の通り、ネットや書籍を通じてたくさん紹介されています。上に述べたヘミシンク（Hemi-Sync）というのは、特殊な音響が入ったCDを聞きながら明晰夢や体外離脱にアプローチしていく方法です。私はとある明晰夢についての本を読んでいる時に、このヘミシンクのことについて知りました。その本にはヘミシンクを併用することで明晰夢の状態になることに成功した著者の体験談が描かれていて、私も一度はチャレンジしてみようかなと思ったこともありますが、ヘミシンクは本格的にやろうとすると数万円以上かかる場合もあるようなのでひとまずチャレンジは見合わせています。ヘミシンクについては日本に公式サイトがあるので、詳しいことが知りたい人は是非そこを訪れてみてくださいね。
明晰夢や自覚夢の話をしていると、私はいつも体外離脱の話とごっちゃになってしまうのですが、この両者（三者）については肉体が寝ていて精神が覚醒しているという点では共通点があるので、大雑把にはどれも親戚のようなものと考えても支障はなさそうです。ただヘミシンクについてはどちらかというと体外離脱に重点が置かれているようです。
高藤仙道の夢路術
さて私は、当初はどちらかというと夢を自覚することよりも、夢予知や夢占いに関心があり、夢のコントロールなんて考えたこともありませんでした。そんな経緯があるので、夢予知や夢占いについて書かれている書籍を読み漁っていた時に、「夢はいくらでもコントロールできるものなので、いい夢や悪い夢を見たからといって一喜一憂したり、夢に振り回されてしまうのではなく、夢解釈をしたいならまず夢を制御できるようになりなさい」という立場から自覚夢についての持論を展開しているあの有名な仙道家・高藤総一郎氏の「あなたを変える夢見術入門」という本に出合った時には、まさに「目から鱗」の感覚があったのを覚えています。
高藤氏の明晰夢へのアプローチ方法は「気功」や「仙道」をベースとした、いわゆる小周天などの「周天法」のテクニックの応用がメインで、この夢見術の本には夢を自覚する方法が、かなり具体的にわかりやすく段階を追って書かれていて非常にプラクティカルな内容となっています。また、夢の自覚はスタート地点に過ぎず、そこから果てしない高みに上り詰めるまでの行程が描かれており、今でも私は時々読み返してはワクワクしています(^_^;)
しかしながら気の感覚をつかむまではできても、気の充実感を実感しながら身体の経路（夢見術の場合は頭の経路）を通すというのは、もともと素質がある人以外はなかなか難しいのではないかと思われます。高藤氏は、夢のコントロールについては誰にでもできる難易度の低いものだと書籍の中で述べていますが…これもなかなか…ね(^_^;)
とはいえ、高藤本のメソッドをしばらくやってみて、睡眠状態へは比較的自由に出入りすることはできるようになりました。電車で座っている時とかお昼休みにやってみると面白いですよ。蛇足ながら私は当時、高藤氏主宰の仙道教室に入門しようとコンタクトをとってお弟子さんに説明を受けたことがありますが、当時の私には経済的に無理そうだったので断念したのでした（またかい！）
大澤義之氏の体外離脱講座
明晰夢・体外離脱関係の著者で実際に会ったことのある人の中には、日本人では大澤義孝氏がいます。彼は時折、体外離脱の実践講習会を開催したり、音声CDを配布したりと、なかなか素晴らしい活動をしています。実践講習会のセッションは2～3時間だったと思うので、それだけで体外離脱できてしまう人はよほど素質のある人で、たいての参加者は実地でやり方と注意点、コツなどを集中して聞いて、家に帰って修練を繰り返すということになるかと思います。でも、実際に体外離脱・明晰夢を達成している実践者から直接やり方を教わり、生のアドバイスをもらえるというのは、他ではめったに味わうことの出来ない大変貴重な機会だったと付記しておきます。
今日はこのへんで…Ciao!
