【さらば下着の蒸れ蒸れ問題☆】
皆さまこんにちは。今回はアンダーウェアのお話にしたいと思います。アンダーウェアといってもいろいろあるかもしれませんが、今回は男性用下着についてのお話です。私はこれまで下着というと綿100%一択くらいに思っていましたが、この度、モンベルのジオラインクールメッシュというポリエステル100%の独自素材でできたアイテムと出会って考えが変わりました。このクールメッシュのアンダーウェア、これは蒸れなくていいですね!綿100%と比べて圧倒的にサラサラ感が持続しているような気がします。クールメッシュとの出会いはまさに「目から鱗」体験となりました。というわけで今回はモンベルのジオラインクールメッシュの下着(ブリーフ)を中心に見ていきたいと思います。あ、下着なので着用画像は「なし」ですよ~ww
【綿には綿の良さがありますが…】
綿100%の下着は何と言っても肌触りが良くて、汗の吸収力にも優れており、ある程度丈夫なので洗濯にもあまり気を使わないし、値段も比較的リーズナブルなので買い替え時のお財布のダメージも少ないといったような利点がたくさんありますね。私は今でも、綿100%の肌着にはほとんど文句もありませんが、ただ1点気になっていたことと言えば、汗を吸ってくれるのはいいのですが、速乾性はあまり期待できないというところでした。夏の暑い季節はもちろん、暖房が効いた冬の季節でも長時間オフィスで座り仕事をしていると、汗っかきな私は、お尻に汗をかいて蒸れ蒸れになっちゃうことがよくあります(泣)。数着の着替えを職場に持参して、一日の途中で何度か履き替えたりしていたこともありますが、それだと下着の数がたくさん必要になるし、毎日「替え」の下着を持っていくこと自体、ちょっと面倒でした。
【綿ではなく化繊の下着ならどう?】
何とかならないかな~と思って、いろいろ物色してみたところ、例によってモンベルさんにありました~!やはり登山系のブランドだけあって、生地にも相当なこだわりが感じられますね。登山には汗はつきものですし、大量に汗をかいたら、一刻も早く「汗冷え」の問題に対処しなくてはなりません。さらに長時間の着用で発生する臭いの問題もあります。高い耐久性能も求められることでしょう。登山ウェアの中でアンダーウェアは目立たないけれども、一番肌に近いところでこうした問題に対処しなくてはならないという意味では非常に重要な役割を背負っていることが分かります。特に今回取り上げているジオラインクールメッシュという素材は、メッシュ素材なので肌離れがよく、速乾性にすぐれ、さらに洗濯しても落ちない制菌加工(制菌加工は抗菌加工を強めたもので臭い対策として優れた効果を発揮!)が施されている優れものです。日常生活においては、そこまで深刻な問題になることはないでしょうけれど、「大は小を兼ねる」ということもあるし、特に日常生活での「汗」や「蒸れ」に悩みを抱えている身としては、救世主的な印象すら覚えたほどです。機能性を備えた下着は日常生活でも大いに役立ってくれるでしょう!
【汗かきさんの夏はクールメッシュが必須!?】
登山愛好家たちにこよなく愛されているモンベルの製品は、アンダーウェアにおいても汗対策や臭い対策、それ以外にも細かいところまで決して手を抜くことなく高い品質が確保されているといってもいいでしょう。また素材や種類も豊富です。汗っかきな私が注目したのは、モンベルの独自素材のジオラインシリーズの中でも特に暑い季節向きのクールメッシュという素材のアイテムです。クールメッシュの男性用下着にはトランクスタイプとブリーフタイプがありますが、私はどちらかというとブリーフ派なのでそちらにしました。トランクスにするかブリーフにするかはいつも迷うところですが、個人的にはブリーフのほうが、収まりが良いと感じています(しかしこれは個人の好みによるところです)。
モンベルのジオラインクールメッシュに近い位置づけのアイテムとしてジオラインLW(ライトウェイト)というラインナップもありますが、見た目の透け透け具合から見てもクールメッシュシリーズのほうがより暑い季節向け、より汗っかきさん向けなことは明らかです。実はこのLWシリーズのトランクスには「フィット」と名付けられたフィット性の高められたトランクスもあるのですが、そちらも気になるアイテムなのでいつか購入してみようと思います。
【サイズ感、値段、着用感、その他もろもろ】
私はこれまで下着系といえば、何も考えずにLかXLばかりを購入してきましたが、現在のウェストの状況(76~78cmくらい)から考えるとMサイズが適正だとわかりMサイズを購入しました。結果、Mサイズが自分にぴったりのサイズであることを実感するに至っています。着用した感じ、ぴったりですが、きつ過ぎることもなく、緩すぎることもなく、とてもいい感じです。肝心の汗蒸れに関して言えば、仕事で一日中履いて帰ってきてもサラサラが持続していて、買ってよかったな~と実感しています。
気になる値段ですが、1着2200円となっています。正直なところ、2着で1000円とか3着で1000円とかの安売り価格に慣れてしまった身としては、最初は下着1着の値段として2200円は「めっちゃ高い!」と感じたのですが、一度履いてみたら「蒸れ蒸れ」問題が一気に解決したので今はとても満足しています。で、結局、5着を購入して毎日の通勤着としてローテーションしています。
洗濯については、洗濯機での弱い選択が可能となっており(水温40度まで)、私の場合は、市販の中性洗剤(エマール)を使用して、「おしゃれ着コース」で洗濯しています。綿100%の下着の時は何も考えずに「通常コース」で、洗剤も何でも構わない感じで回していましたが、可能な限り長く使いたいのでこの点については若干気を使っています。
【ドライレイヤークールとの比較】
モンベル以外で、最近、人気・評価共に高い国産系の登山系ブランドの一つにファイントラックがありますが、そこから出ているドライレイヤークールという素材のトランクスも入手してみました。モンベルのジオラインシリーズは汗を吸収して素早く乾燥する性能がありますが、ファイントラックのドライレイヤーシリーズは、製品そのものに強烈な撥水処理が施されており水分を含まず、一つ上のベースレイヤーに汗を素早く映すことで素肌をドライに保つという独自のシステムを備えています。要するに速乾性の下着のさらに下に着用して素肌が濡れることを防いでくれるという新しい発想の下着です。めっちゃ大量に発汗するとかでもない限り、トランクスは一切汗や水分を含まないため、サラサラ感はジオラインクールメッシュよりもドライレイヤーのほうが上かもしれません。ただしドライレイヤークールのトランクスは一着で6千円近くもする(5,830円)ので一気に何着も購入してローテーションはさすがに経済的にきつい気がします。
今回、私が購入した1点は現時点では毎週土曜日に参加しているヨガのセッションでの着用専用としています。ドライレイヤーのすぐ上に速乾性のある短パンやロンパンだとすごくいい感じに機能しているのを感じます。でもドライレイヤーの上にタイツを履いてその上に短パンというスタイルだと、長時間のセッションの後にはちょっと蒸れる感じがすることもあります。ドライレイヤー×タイツ×短パンと3層になってしまうのが組み合わせとしてはいまいちなのかもしれません。ドライレイヤーは2層で、上層の速乾ウェアで汗を処理してしまうのが最大の効果を発揮する組み合わせのような気がしています。ドライレイヤーはなぜか今回トランクスタイプにしたのですが、次回購入することがあったらブリーフにしたいと思います。
【日常使いならモンベル一択!?】
ファイントラックのドライレイヤートランクスは確かに品質的にはベストオブベストな選択の一つと言えるかもしれませんが、いかんせんドライレイヤートランクスの1着分の料金で、モンベルのクールメッシュブリーフが2着購入できてしまい、さらに後7~800円プラスすれば3着目も購入できてしまうことを考えると、コスパ的に考えても、自分にとってはクールメッシュが最強のアイテムだと感じています。特に運動量がそれほど多くない日常用としては、クールメッシュでも十分すぎるし、クールメッシュ一択で間違いなし!というのが私の結論です。汗っかきの皆さんも一枚どうっすかぁ?