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【Arc’teryx春フーディA-GO-GO】コンシールハイブリッドフーディ・レビュー☆

【春フーディA-GO-GO】

皆さんこんにちは。今回は春にちょうどいい感じのアークテリクスのプロダクトをゲットしましたのでご紹介します。今回ゲットしたのはコンシールハイブリッド フーディ(Konseal Hybrid Hoody)というジャケットです。防水透湿性の高いゴアテックスのハードシェルでもなくソフトシェルやダウンや化繊綿のインサレーションでもない風通しの良いフーディジャケットです。ジャケットの内側は「独自の中空繊維構造」であるアミアミのメッシュ状の生地(Octaポリエステルフリース)でできていており、薄手・軽量な割には暖かみ感じられる着心地がこのフーディの一つの特徴となっています。また抗菌防臭加工も施されており、暖かくて汗をかきやすい季節にも心強いことこの上なしです。肩や胸前の外側の部分はエアシェルという防風性・撥水性のあるナイロン生地で補強されていてそれがハイブリッドという名の由来となっているようです。ジャケットの土台としては、これもアークの名品デルタフーディと同じような作りですが、エアシェルで味付けを加えたようなフーディと言えるかもしれません。そうそう、このコンシールハイブリッドフーディにはサムホールがついているのも独特で、その点において、ほかのアークテリクスのフリースプロダクトの差別化が図られています。アークテリクスの製品はどれもそうですが、このジャケットも素晴らしく作りが丁寧で、細部に至るまで安っぽいところが一つもなく、どことなく「品格」漂う感じがします。購入において唯一の気がかりな点としては、この手のジャケットにしては値段が高くて手を出しにくい(令和7年4月の時点で39,600円)ということがあると思いますが、手に入れてしまえばやっぱり「いいものはいい」という結論に私は達しました。…お金はなくなりましたが(^^ゞ。

【コンシールハイブリッドはどんなフーディ?】

気温にして15℃から20℃以下くらいの日に大活躍してくれそうです。どちらかというと生地感がふわっとしていてOctaというメッシュ地が空気をとどめてくれるので、やや肌寒く感じる朝などにほんのり暖かいジャケットという感じです。気温25℃とかになってくると、ちょっと暑いと感じるかもしれません。でもサッと脱いでリュックにしまっても容量を取らないのがいいですね。オフィスで冷房が効きすぎて寒い時などにも重宝します。でもまあ、夏の季節はより風通しの良いデルタフーディやジャケットの方がいいかもしれません。コンシールハイブリッドフーディの、ほかのアークテリクスのフリースジャケットにない特徴としては、前述したように、袖の先に親指を通せる穴(サムホール)がついていて手の甲が隠せる仕様になっているところですね。袖の長さも十分に長いのでサムホールに親指を通した時に、袖が突っ張る感じが全くしないのがとても気に入っています。ちなみに袖口はパイプ仕様となっていて、「萌え袖」状態にしない限りは、手首より先に袖が出てしまうことはありません。サムホールについては、手を前方にまっすぐ伸ばした時に、自分から見て水平になる角度にスリットが入っています。この手のジャケットのよくあるサムホールの位置は視線とだいたい同じ方向に向かってスリットが入っている場合が多いですが、このサムホールのつけ方一つからしてアークテリクスのこだわりを感じることができます。でもサムホールは意外と大きいので慌てて服を着ると、サムホールに手首が入ってしまったりもします。サムホールに親指を入れた時に、手の甲が割としっかりできているのがこれまたいいですね。

【ポケットの仕様など】

ポケットは左右のハンドポケットがあり、左胸のやや上側にはチェストポケットついています。ポケット群はすべてジッパー付きとなっていて、ジッパータブはフロントのセンタージッパーも含めてアークテリクスの文字の入った樹脂製のものとなっています。個人的にはフロントジッパーをのど元まで閉めた時のチェストポケットのジッパータブとフロントポケットのジッパータブの並んだ位置関係が美しい配置になっていてとても気に入っています。チェストポケットは大き目で大型の携帯も余裕で入りそうですが、ジャケット自体がとてもソフトな感じなので、私の場合は、定期券やハンカチしか入れていません。暑くて着ないときにはさっと脱いでかばんの中にコンパクトにしまえるところもいいですね。また無造作にリュックに突っ込んであった状態から取り出して着用してもあまりシワシワになっていないところも気に入っています。

左胸には小さめで控えめのバードロゴが、フードにはワードロゴがプリントされています。このジャケットに関して言えば、ロゴによる主張があまり強くないところが好きです。

フードの後ろ側にはドローコードが一つついていて顔や頭の形にフードをフィットさせることが可能です。ジャケットの下の腰回りを引き締めるドローコードはついていません(個人的には、腰回りのドローコードはあまり使わないのであってもなくてもどっちでもよかったりします)。

【公式サイトおすすめのサイズは「L」だった】

サイズは公式サイトのおすすめに従ってLサイズとしました。私の身長、体重(177cm, 67kg)や好みを入力するとおすすめのサイズが表示されます。私の場合は、シェルジャケットのページにある製品はMサイズ推奨となることが多いですが、この製品を含めフリースのページにあるジャケット類はLサイズ推奨となることが多いようです。

実際にアークテリクスのシェルジャケットをいくつか着てみた感じでは、Mサイズにした場合、着丈や袖丈はちょうどいい感じでジャストな感じでしたが、胸がややぴったりしすぎる感じもしました。逆にLサイズだと胸や肩は程よい余裕があっていいのですが、ウエスト回りがちょっと余り過ぎる場合もあり、LにするかMにするかは毎回悩むところです。コンシールハイブリッドフーディはLサイズで、ダブダブしすぎず、またピッタリもしすぎていないので、私にとってはベストチョイスだったかもしれません。

【最後に】

尚、今回のコンシールハイブリッドフーディは、トリムフィットのジャケットにしては身幅が少し大きいような気もしますが、肩・旨・腕は程よい余裕があってとても気に入っています。

とても着心地が良く、使いまわししやすいジャケットなので今年の春のヘビロテ確定のA-GO-GOフーディーはこのコンシールハイブリッドフーディで決まりです。皆さんも一着どうですか?

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